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北海道石狩振興局の中心である札幌市について
1. 札幌市の特徴
札幌市は、北海道の道庁所在地であり、道内最大の都市です。全国の市町村の中でも人口規模で上位に位置し、北海道の政治、経済、文化の中心地として機能しています。計画的に整備された碁盤の目状の街並みが特徴で、大通公園や札幌駅周辺にはオフィスビルや商業施設が集中しています。都市機能と豊かな自然が融合しており、「雪まつり」に代表される国際的なイベントや、北海道グルメの発信地としても知られています。
札幌市は、日本の都市計画の模範の一つとして知られています。明治初期に北海道開拓使によって、アメリカの都市を参考に「碁盤の目」状に整備された街並みは、初めて訪れる人にも分かりやすく、歩きやすいのが特徴です。特に、大通公園を基軸とした東西南北の分かりやすい住所表記は、効率的な都市機能と密接に結びついています。
札幌市公式HP:

計画都市としての魅力:
大通公園: 都市の動脈である大通公園が市の中心に位置し、市民の憩いの場であると同時に、国内外からの観光客を惹きつけるイベント空間でもあります。
緑の多さ: 大通公園だけでなく、各所に公園や街路樹が多く整備されており、都市部でも豊かな自然を感じられる「ガーデンシティ」としての側面も持ち合わせています。
地下空間の充実: 冬の厳しい寒さに対応するため、札幌駅周辺から大通、すすきのまで、広大な地下街が発達しています。これにより、天候に左右されずに快適に移動やショッピングを楽しむことができます。
札幌地下街情報:

札幌駅前地下街(アピア、エスタ跡地含む)やポールタウン、オーロラタウンの活気ある様子。
2. 地理
札幌市は、北海道の南西部、石狩平野の南端に位置しています。
札幌市は、多様な地理的特徴を持つことで、市民生活と観光に独自の魅力をもたらしています。
地形: 市域は東西に広く、東部は広大な石狩平野の一部をなし、市街地が形成されています。西部から南部にかけては、札幌市最高峰の札幌岳(標高1,293m)を含む山々が連なり、豊かな森林地帯となっています。市の中央部を豊平川が北流し、市街地を潤しています。
山々: 市内には、手稲山(標高1,023m)、藻岩山(標高531m)など、市民に親しまれている山々があり、手軽に登山やスキーを楽しむことができます。
河川: 豊平川が最も重要な河川で、札幌市を南北に縦断し、石狩川に合流します。他にも琴似発寒川や創成川などがあります。
札幌市内の地形図:国土地理院の地図や、札幌市のハザードマップなどで地形を確認できます。
札幌市ウェブサイト内の地図情報:

石狩平野の恵み: 市街地が広がる石狩平野は、肥沃な土壌を持ち、古くから稲作や畑作が盛んです。市内でも郊外には田園風景が広がり、都市と農業が共存する姿が見られます。
山々の恵み:
藻岩山(もいわやま): 市街地に隣接する標高531mの山で、気軽にハイキングやトレッキングが楽しめます。特に山頂からの夜景は「日本新三大夜景」の一つに認定されており、札幌の夜を彩る重要な観光資源です。
もいわ山ロープウェイ:

藻岩山からの夜景(市街地の光が広がる様子)。
手稲山(ていねやま): 冬には札幌国際スキー場をはじめとするスキー場がオープンし、ウィンタースポーツのメッカとなります。夏季は登山やパラグライダーなども楽しめます。
札幌国際スキー場:

豊平川(とよひらがわ): 札幌市民の生活を支える重要な水源であり、親水公園や河川敷の緑地が整備され、散策やサイクリング、バーベキューなどのレクリエーションの場となっています。サケの遡上も見られるなど、豊かな自然が保たれています。
豊平川の河川敷でサイクリングをする人々。
3. 気候
札幌市は日本海側気候に属し、四季の変化が明瞭です。
冬(12月~3月): 寒さが厳しく、積雪量が多いのが特徴です。特に1月と2月は平均気温が氷点下となり、しばしば大雪に見舞われます。しかし、除雪体制が整っており、日常生活への影響は最小限に抑えられています。
春(4月~5月): 雪解けが進み、短いながらも桜やライラックが咲き乱れる美しい季節です。日中の気温は上昇しますが、朝晩は冷え込むこともあります。
夏(6月~8月): 本州のような猛暑日になることは少なく、比較的涼しく過ごしやすいのが特徴です。平均気温は20℃前後で、湿度も低めです。熱帯夜もほとんどありません。
秋(9月~11月): 9月は過ごしやすいですが、10月になると朝晩は冷え込み、下旬には初雪が観測されることもあります。紅葉が美しく、食の豊かな季節です。
年間降水量: 雪が多い冬季に降水量が集中します。
雪まつり期間中の大通公園:雪像とライトアップされた公園。
札幌のイベント:

夏のライラックまつり): ライラックの花が咲き誇る大通公園。
冬の対策と楽しみ:
雪対策: 札幌市は、積雪対策が非常に進んでいます。除雪車による幹線道路の除雪はもちろん、歩道の排雪も迅速に行われ、市民生活への影響を最小限に抑えています。地下街や地下鉄網の整備も、冬の快適な移動を可能にしています。
ウィンタースポーツ: 市内にはスキー場(札幌ばんけいスキー場、札幌テイネなど)が複数あり、気軽にウィンタースポーツを楽しめます。
雪まつり: 冬の観光の目玉であり、大雪像や氷像が並ぶ会場は幻想的な雰囲気に包まれます。開催期間は多くの外国人観光客で賑わいます。
夏の過ごしやすさ:
「避暑地」としての魅力も高く、本州の夏のような湿度の高さや熱帯夜が少ないため、快適に過ごせます。クーラーがなくても快適に過ごせる日が多いです。
大通公園のビアガーデンなど、屋外イベントが盛んに行われます。
気候と食:
冷涼な気候は、ジャガイモやタマネギなどの畑作物の栽培に適しており、札幌グルメの基盤となっています。
4. 歴史
札幌の歴史は、明治時代以降の開拓と近代化の歴史と深く結びついています。
先住民の時代: 札幌の地には、古くからアイヌの人々が暮らしていました。地名の「サッ・ポロ」もアイヌ語の「サッ・ポロ・ペッ」(乾いた大きな川)に由来すると言われています。
①明治開拓期:
1869年(明治2年): 北海道開拓使が設置され、札幌がその本府と定められました。
アメリカ人開拓使顧問ホーレス・ケプロンや測量士ポーラ・メーソンなどの外国人指導者の助言により、碁盤の目状の計画的な都市開発が進められました。
札幌農学校(現在の北海道大学)の設立や、ビール醸造所、製糖工場などの産業育成も行われました。
②近代都市への発展:
大正・昭和にかけて、人口が増加し、インフラ整備が進みました。
1972年(昭和47年): アジアで初めての冬季オリンピック「札幌オリンピック」が開催され、これを機に地下鉄の開通など都市インフラが飛躍的に発展しました。
その後も、政令指定都市として発展を続け、現在の北海道の中核都市としての地位を確立しました。
札幌農学校・現在の北海道大学旧本館:歴史的建造物。
北海道大学博物館:

北海道大学博物館
開拓の象徴:
札幌農学校(北海道大学): クラーク博士の「Boys, be ambitious.」の言葉は有名で、北海道の開拓精神と教育の礎を築きました。広大なキャンパスは現在も市民に親しまれ、博物館や並木道が見どころです。

北海道大学
北海道大学のポプラ並木やイチョウ並木(紅葉時)。
札幌ビール: 開拓使によって作られた醸造所がルーツ。日本のビール産業の発展に大きく貢献しました。サッポロビール園では、歴史を学びながらジンギスカンとビールを楽しめます。
URL(サッポロビール園):

サッポロビール園の建物、ビールグラス。
都市計画: 明治政府は、日本の近代化を象徴する都市を築くため、札幌の都市計画に多額の投資を行いました。アメリカの都市を参考に「格子状(グリッド)都市」が採用され、現在のわかりやすい街並みが形成されました。これは、ニューヨークや京都などと並ぶ特徴的な都市構造です。
5. 産業
札幌市は、北海道経済の多様な分野で中心的な役割を担っています。
第三次産業が中心: サービス業、商業、情報通信業、金融業などの第三次産業が市の経済を牽引しています。特に、観光業の発展は著しく、インバウンド需要も高まっています。
食品加工業: 周辺の豊かな農畜産物、水産物を活かした食品加工業も盛んです。大手製菓メーカーやビール会社の本社・工場も立地しています。
IT・研究開発: 北海道大学を核とした研究機関や、IT関連企業の集積も進んでいます。
農業: 市郊外では、タマネギ、ジャガイモなどの野菜や、酪農も行われています。
サッポロビール工場:醸造所の外観や内部。

サッポロビール園
インバウンド: 2010年代以降、特にアジア圏からの観光客が急増し、観光消費額が大きく伸びています。ホテルや免税店の増加、多言語対応の強化などが進んでいます。
MICE(会議・研修旅行・国際会議・イベント): 札幌ドームや札幌コンベンションセンターなどの大規模施設を利用した国際会議やイベントの誘致にも力を入れています。
食関連産業:
食品加工: 北海道の豊富な農水産物を加工する食品メーカーが多数立地。乳製品、菓子、水産加工品など、国内外に流通しています。
外食産業: ラーメン、スープカレー、ジンギスカンなどのご当地グルメが全国的に人気を集め、多くの専門店が賑わっています。
IT・クリエイティブ産業:
札幌には、東京からのサテライトオフィスや、地元のITベンチャー企業が増加傾向にあります。豊かな自然環境と、比較的安価な生活費が魅力となっています。
デザインや映像制作などのクリエイティブ分野でも、独自の発展を遂げています。
画像例: 札幌市内のITオフィスビル、クリエイティブ系のイベント風景。
6. 観光
札幌市は、一年を通して多くの観光客が訪れる魅力的な都市です。
主要観光スポット:
大通公園: 札幌の中心部を東西に横切る長さ約1.5kmの広大な公園。四季折々の花が咲き、雪まつり、ライラックまつり、YOSAKOIソーラン祭り、さっぽろオータムフェストなど、年間を通して様々なイベントの会場となります。

雪まつりの様子、噴水と花壇、ビアガーデンなど。
札幌テレビ塔: 大通公園の東端に位置するランドマーク。展望台からは大通公園や札幌市街を一望できます。

テレビ塔と大通公園、展望台からの夜景。
札幌時計台: 札幌農学校の演武場として建てられた、札幌のシンボル的存在。国の重要文化財に指定されています。

時計台の外観、内部の展示。
北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎): アメリカ風ネオ・バロック様式の美しい建物で、国の重要文化財。内部には北海道の歴史に関する展示があります。

赤れんが庁舎の外観、前庭の池。
札幌駅周辺: JRタワー展望室T38、札幌ステラプレイス、大丸札幌店など、ショッピングやグルメを楽しめる施設が集まっています。

JRタワーと駅舎、展望室からの眺め。
すすきの: 北海道最大の歓楽街。夜の街として賑わい、多くの飲食店やバーが集まっています。
画像例: 夜のすすきの交差点、ネオン街。
札幌ドーム: プロ野球北海道日本ハムファイターズの本拠地(2023年まで)であり、サッカーJリーグのコンサドーレ札幌の本拠地。各種イベントやコンサートも開催されます。

札幌ドーム外観。
白い恋人パーク: 「白い恋人」のテーマパーク。お菓子作り体験や工場見学、美しい庭園などを楽しめます。

パークの外観、庭園、お菓子作り体験。
札幌芸術の森: 広大な敷地に野外美術館、工芸館、美術館などが点在するアートと自然の複合施設。

野外彫刻、森の中の風景。
札幌もいわ山ロープウェイ・もーりすカー: 藻岩山からの夜景は「日本新三大夜景」の一つに選ばれています。山頂までロープウェイともーりすカーでアクセスできます。

藻岩山からの夜景、ロープウェイ。
中心部観光の充実:
札幌ファクトリー: 開拓使麦酒醸造所跡地に建てられた複合商業施設。アトリウムやレンガ造りの建物が特徴で、ショッピング、グルメ、映画などを楽しめます。

札幌ファクトリーのアトリウム、レンガ造りの建物。
サッポロビール博物館: サッポロビールの歴史や製造工程を学べる博物館。試飲も可能です。

ビール博物館の展示、試飲会場。
二条市場: 市内中心部にある市民の台所。新鮮な海産物や農産物が並び、場内には海鮮丼などを提供する飲食店も多いです。

市場の活気ある様子、海鮮丼。
札幌芸術の森: 広大な敷地には、野外彫刻が点在する野外美術館、札幌芸術の森美術館、工芸館などがあり、アートと自然を融合させた体験ができます。

芸術の森の野外彫刻と森の風景。
郊外の観光:
定山渓温泉(じょうざんけいおんせん): 札幌市南区に位置する温泉地。札幌中心部から車で約1時間とアクセスが良く、日帰り温泉や宿泊が楽しめます。豊かな自然に囲まれ、四季折々の景観が魅力です。

定山渓の紅葉、温泉街。
小樽・支笏湖・富良野・美瑛へのアクセス: 札幌を拠点に、これらの人気観光地への日帰り旅行や宿泊旅行も可能です。JRや高速バスのネットワークが発達しています。
グルメ体験:
ラーメン横丁: すすきのにある、複数のラーメン店が集まる横丁。食べ比べも楽しめます。
スープカレー専門店: 札幌市内に多数存在し、それぞれに独自のスパイス配合や具材、スープのベースにこだわりがあります。
ジンギスカン専門店: 臭みが少なく柔らかなラム肉を提供する店から、食べ放題の店まで様々。
スイーツ: 六花亭、ルタオなどの有名菓子店の直営店やカフェも多いです。
地酒・クラフトビール: 北海道の米や水を使った日本酒や、札幌のクラフトビールも楽しめます。
食の観光:
ラーメン: 札幌ラーメンは味噌味が有名。多くのラーメン店が集まっています。
ジンギスカン: 羊肉を焼いて食べる北海道の郷土料理。専門のレストランも多数あります。
スープカレー: 独自の進化を遂げた札幌発祥のカレー。
海鮮: 新鮮な魚介類を使った寿司や海鮮丼。
スイーツ: 北海道産の乳製品を使ったソフトクリーム、ケーキ、お菓子など。
札幌の食:

札幌グルメ:

ジンギスカン鍋で肉を焼く様子。
7. その他
交通: 新千歳空港からJR快速エアポートで約40分とアクセスが非常に良いです。市内交通は、地下鉄(南北線、東西線、東豊線)が整備されており、主要観光地へのアクセスに便利です。市電(路面電車)や路線バスも充実しています。

新千歳空港

JR北海道
イベント:
さっぽろ雪まつり(2月): 世界的に有名な冬のイベント。大通公園に大雪像・氷像が並び、国内外から多くの観光客が訪れます。
さっぽろライラックまつり(5月): 大通公園のライラックが咲き誇る時期に開催されます。
YOSAKOIソーラン祭り(6月): 全国からYOSAKOIチームが集まり、大通公園などを舞台にエネルギッシュな演舞を繰り広げます。
さっぽろ夏まつり(7月~8月): 狸小路商店街の「狸まつり」や、大通公園の「さっぽろ大通ビアガーデン」など、夏の賑わいを彩ります。
さっぽろオータムフェスト(9月): 大通公園に北海道各地の旬の食材やグルメが集まる大規模な食のイベントです。
さっぽろホワイトイルミネーション(11月~3月): 大通公園や札幌駅前通りなどが美しい光で彩られます。
YOSAKOIソーラン祭り): 踊り子たちのパフォーマンス。さっぽろオータムフェスト: 屋台で賑わう公園。

札幌イベント
札幌市は、都市の機能性と自然の豊かさ、そして歴史が融合した魅力的な都市です。これらの情報が、札幌市への理解を深める一助となれば幸いです。
教育都市: 北海道大学をはじめとする多くの大学や専門学校があり、学術研究や人材育成の中心地でもあります。学生街としての活気も感じられます。
スポーツ都市: 札幌ドーム(現在は日本ハムファイターズは移転)や札幌テイネスキー場など、大規模なスポーツ施設が充実しており、プロスポーツの試合や国際大会も開催されます。市民のマラソン大会やウィンタースポーツイベントも盛んです。
都市と自然の共存: 札幌の大きな魅力の一つは、都市部にいながらにして自然を身近に感じられる点です。大通公園や中島公園のような緑地、豊平川の清流、そして市街地から見える山々が、市民生活に安らぎを与えています。
これらの詳細な情報が、札幌市の魅力をさらに深く理解する一助となれば幸いです。
札幌観光協会:[北広島市観光協会]
札幌観光パンフレット:札幌観光パンフレット
交通 宿泊 観光 グルメ
●交通
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札幌市内の交通について
北海道石狩振興局 – 札幌市内の交通(さらに詳細な情報)
札幌市内の交通網は、市民生活と観光客の双方にとって非常に利便性が高く、冬の雪対策も万全なのが特徴です。
札幌市は、計画的に整備された都市構造と、冬季の積雪にも対応できる効率的な交通網が特徴です。市民の日常生活から観光客の移動まで、多様なニーズに応える交通手段が充実しています。
1. 地下鉄 (札幌市営地下鉄)
路線:
南北線: 麻生(あさぶ)~真駒内(まこまない)。札幌駅、大通、すすきのなど、主要な商業・観光エリアを縦断します。
東西線: 宮の沢(みやのさわ)~新さっぽろ。大通、バスセンター前(サッポロファクトリー最寄)、円山公園(円山動物園最寄)、琴似など、東西のアクセスを担います。
東豊線: 栄町(さかえまち)~福住(ふくずみ)。札幌駅、大通、豊水すすきの、札幌ドーム(福住駅最寄)など、主に東部エリアを結びます。
乗り換えの効率性:
大通駅: 南北線、東西線、東豊線の全3路線が乗り入れるターミナル駅で、札幌市内の移動の要となります。迷いやすいかもしれませんが、案内表示が非常に分かりやすく整備されています。
札幌駅: 南北線と東豊線が乗り入れ、JR線との乗り換えが可能です。地下通路で直結しており、雨や雪の日も濡れずに移動できます。
特徴的な車両:
ゴムタイヤ式: 札幌の地下鉄は、他都市の鉄輪式とは異なり、ゴムタイヤで走行します。これにより、加速・減速がスムーズで、騒音が少なく、急勾配にも対応できるという利点があります。この方式を採用しているのは、日本では札幌の他にごく一部の都市(神戸市営地下鉄の一部など)に限られます。
第三軌条方式: 地下鉄の車両が電気を取り込む方式で、これも日本国内では珍しい方式です。
駅間の距離: 札幌の地下鉄は、駅間の距離が比較的短い区間が多く、隣接する駅であれば徒歩でも移動可能な場合があります(例:大通駅とすすきの駅)。
冬季に強い: 地下を走行するため、雪の影響を受けにくく、冬季でも安定した運行が可能です。
駅ナンバリング: 全ての駅に駅ナンバリング(例:N01, T09, H12)が導入されており、外国人観光客にも分かりやすいです。
利用のヒント:
ICカード: Kitaca(JR北海道)、Suicaなどの全国相互利用可能な交通系ICカードが利用できます。
乗車券: 各駅の自動券売機で購入できます。
一日乗車券: 「どサンこパス」(土日祝日用)や「一日乗車券」(平日含む)があり、複数回乗車する場合はお得になることがあります。
札幌市交通局 (地下鉄・路面電車)

札幌市交通局
札幌市営地下鉄の路線図

札幌市交通局の路線図
エレベーター・エスカレーター: 主要駅にはエレベーターやエスカレーターが設置されており、大きな荷物を持っている場合やベビーカー利用者にも配慮されています。
携帯電話の電波: 地下鉄のトンネル内でも携帯電話の電波が繋がり、インターネット接続も可能です。
料金体系: 区間制運賃となっており、乗車距離が長くなるほど運賃が上がります。券売機で目的地までの料金を確認し、乗車券を購入しましょう。
2. 路面電車 (札幌市電)
札幌市電は、すすきのから西8丁目、西線16条、中央図書館前などを経由し、再びすすきのへ戻る環状運転を行っています。市民の足としてだけでなく、観光客にとってもレトロな雰囲気と街並みを楽しめる乗り物です。
歴史と現代の融合: 札幌市電は、昭和初期から運行を開始し、一度は廃止の危機に瀕しましたが、市民の声で存続が決定しました。そして2015年には、西4丁目停留場とすすきの停留場を結ぶ区間が開通し、ループ化(環状運転)が実現。これにより、観光客の利便性も飛躍的に向上しました。
新型車両「シリウス」と旧型車両: 札幌市電には、最新型の超低床車両「A1200形(愛称:ポラリス)」や「1100形(愛称:シリウス)」があり、車椅子やベビーカーでも乗り降りしやすい設計になっています。一方で、昔ながらのレトロな車両も現役で活躍しており、新旧の車両が共存する姿も魅力です。
レトロな雰囲気: 新型車両と旧型車両が混在しており、車窓から札幌の街並みをゆっくりと眺めることができます。
観光スポットへのアクセス: 狸小路商店街、大通公園(西4丁目停留場から徒歩)、札幌資料館(西11丁目停留場から徒歩)など、観光スポットへのアクセスに便利です。
連結車両: 一部の時間帯には、2両編成の連結車両「ポラリス」も運行されています。
利用のヒント:
観光利用: 車窓から街並みを眺めながら、すすきの、狸小路、大通公園(西4丁目停留場)、中央区役所周辺などを巡るのに最適です。夜景が美しい区間もあります。
乗降方法: 前方から乗車し、運転席横の料金箱に運賃を投入します(ICカードも利用可)。降りる際は、降車ボタンを押します。
ICカード: Kitaca、Suicaなどが利用可能。
運賃: 均一料金(乗車時に支払い)。
一日乗車券: 地下鉄との共通一日乗車券や、市電専用の一日乗車券もあります。
札幌市交通局 (地下鉄・路面電車)

札幌市交通局
札幌市電の車両(レトロなものから新型まで)、街中を走る市電と背景のビル群。

札幌市電の車両
3. バス (路線バス)
北海道中央バス: 市内全域および近郊都市を結ぶ路線が非常に多いです。定山渓温泉、小樽方面などへの観光路線も運行しています。
北海道中央バス 高速バス

北海道中央バス 高速バス
ジェイ・アール北海道バス: JR札幌駅発着の路線が多く、主に札幌市西部や手稲区方面、小樽方面へのアクセスに便利です。
ジェイ・アール北海道バス

ジェイ・アール北海道バス
じょうてつバス: 南区を中心に運行しており、定山渓温泉へのアクセスには特に便利です。
じょうてつバス

じょうてつバス
札幌市内には、北海道中央バス、ジェイ・アール北海道バス、じょうてつバスなどの路線バスが運行しており、地下鉄や市電ではカバーしきれない地域や、郊外の観光地へのアクセスを担っています。
郊外・観光地への足: 地下鉄やJRの駅から少し離れた場所へ行くには、バスが非常に重要です。
白い恋人パーク: 地下鉄東西線「宮の沢駅」からバス。
札幌芸術の森: 地下鉄南北線「真駒内駅」からバス。
定山渓温泉: 札幌駅バスターミナルや地下鉄真駒内駅から「かっぱライナー号」などの直行便や路線バスが運行。
大倉山ジャンプ競技場・札幌ウィンタースポーツミュージアム: 地下鉄東西線「円山公園駅」からバス。
バスセンター:
札幌駅バスターミナル: JR札幌駅直結で、道内各地への高速バスや、市内各方面への路線バスが発着する一大ターミナルです。非常に広いため、事前に乗り場を確認しておくとスムーズです。

札幌駅バスターミナル
大通バスセンター: 地下鉄東西線「バスセンター前駅」直結。こちらも道内各地への高速バスや、市内のバスが発着します。

大通バスセンター
利用のヒント:
時刻表の確認: 郊外へ向かうバスは本数が少ない場合があるので、事前に時刻表を確認しましょう。各バス会社のウェブサイトで検索できます。
乗降方法: 多くの場合、整理券を取って後方から乗車し、降車時に運賃を支払います。ICカードの場合は、乗車時と降車時にタッチします。
特徴:
きめ細やかな路線網: 地下鉄駅から離れた住宅地や観光地(例えば、白い恋人パーク、札幌芸術の森など)へのアクセスに不可欠です。
スキー場アクセス: 冬季には、主要駅からスキー場への直行バスも運行されます。
利用方法:
ICカード: Kitaca、Suicaなどが利用可能。
乗車券: 現金払い(整理券を取って降車時に精算)または、一部の路線では乗車時に運賃箱に投入。
4. JR (北海道旅客鉄道)
JR北海道公式サイト

JR北海道公式サイト
札幌市内にはJRの駅が複数あり、札幌駅を中心に、近郊への移動や新千歳空港へのアクセスに利用されます。通勤・通学、観光客の移動に重要な役割を果たしています。
主な路線:
函館本線: 札幌駅を中心に、小樽方面や旭川方面へ。
千歳線: 札幌駅と新千歳空港を結ぶ「快速エアポート」が運行されており、空港アクセスに非常に便利です。
学園都市線(札沼線): 札幌駅と北東部を結びます。
主要駅:
札幌駅: 市内の交通拠点であり、JRと地下鉄が乗り入れ、札幌の玄関口となっています。
新札幌駅: 千歳線沿線で、地下鉄東西線も接続しており、JRと地下鉄の乗り換え拠点としても機能します。
空港アクセス「快速エアポート」:
新千歳空港と札幌駅を最速37分で結びます。日中はおおよそ15分間隔で運行されており、非常に便利です。全車指定席のUシート(有料)もあり、快適な移動が可能です。

JR北海道 快速エアポート
近郊移動: 小樽や手稲、江別、千歳など、札幌市近郊への移動にはJRが非常に便利です。特に小樽方面は、車窓から日本海を望む絶景区間もあります。
利用のヒント:
混雑時: 快速エアポートは観光客が多く、特に空港行きは時間帯によって混雑します。確実に座りたい場合はUシートの利用がおすすめです。
ICカードエリア: JR北海道のKitacaエリアが、札幌市内から近郊の主要駅まで広がっています。
ICカード: Kitaca、Suicaなどが利用可能。
乗車券: 駅の自動券売機で購入。
5. タクシー
札幌市内には多数のタクシー会社があり、駅やホテル、繁華街などにタクシー乗り場があります。流しのタクシーを拾うことも可能です。
タクシーを呼びたい:札幌市内には多数のタクシー会社
特徴:
利便性: 荷物が多い時や、深夜の移動、複数人で移動する際に便利です。
定額運賃: 新千歳空港への定額タクシーなど、一部で定額運賃サービスも提供されています。
利用方法:
タクシー乗り場から乗車。
手を上げて合図(空車表示のタクシー)。
配車アプリ(GO, S.RIDEなど)を利用。
画像例: 札幌市内を走行するタクシー車両、タクシー乗り場。
料金体系:
初乗り運賃は、地域や会社によって多少異なりますが、概ね600円台です。その後、距離や時間に応じて加算されます。
深夜・早朝(22:00~5:00)は深夜割増料金が適用されます。
利用のヒント:
雪道の運転: 冬季は雪道運転に慣れたドライバーが多く、安心して乗車できますが、路面状況によっては時間がかかる場合があります。
観光タクシー: 半日・一日貸し切りで主要観光地を巡る観光タクシープランもあります。効率よく観光したい場合や、高齢者・小さなお子様連れに便利です。
無線配車: 各タクシー会社の配車センターに電話したり、アプリ(GO, S.RIDEなど)を使って手軽に配車を依頼できます。
6. レンタカー
札幌を拠点に、周辺の観光地(富良野、美瑛、小樽、定山渓など)へ足を延ばす場合は、レンタカーが非常に便利です。新千歳空港や札幌駅周辺に多くのレンタカー会社があります。
レンタカー:札幌のレンタカー比較・予約|乗り捨て可
特徴:
自由な移動: 公共交通機関ではアクセスしにくい場所への移動や、時間に縛られずに観光したい場合に最適です。
冬季の注意: 冬季は路面が凍結したり積雪があったりするため、スタッドレスタイヤ装着が必須です。雪道運転に慣れていない場合は注意が必要です。
URL: 各レンタカー会社の公式サイト(トヨタレンタカー、ニッポンレンタカー、タイムズカーレンタルなど)
画像例: 雪道を走行するレンタカー(スタッドレスタイヤの装着がわかるようなもの)、レンタカー会社のカウンター。
メリット:
自由度: 複数の観光地を巡る周遊旅行や、家族連れ、荷物が多い場合に非常に便利です。
郊外へのアクセス: 定山渓温泉、小樽、積丹、富良野、美瑛など、札幌を拠点に日帰りまたは宿泊で足を延ばす際に力を発揮します。
デメリット・注意点:
駐車料金: 札幌市中心部では、駐車料金が高めになる場合があります。
冬季運転: 雪道運転は慣れていないと危険が伴います。スタッドレスタイヤは必須(冬季は標準装備のレンタカーが多いですが、念のため確認を)。吹雪や路面凍結時の運転には十分な注意が必要です。
渋滞: 夏季の週末や観光シーズンには、主要道路や観光地周辺で渋滞が発生することがあります。
利用のヒント:
事前予約: 特に観光シーズンや連休は、レンタカーの予約が取りにくくなるため、早めの予約がおすすめです。
ETCカード: 高速道路を利用する場合はETCカードを用意しておくとスムーズです。
カーナビ: 最新のカーナビが搭載されているか確認しましょう。
7. 札幌市内の地下街・地下通路
札幌駅周辺から大通、すすきのへと続く地下街と地下通路は、冬季の寒さや積雪、夏季の急な雨などを気にせず、快適に移動できる市民の「地下の動脈」です。
主な地下街:
アピア・エスタ(※2023年閉館): JR札幌駅直結の地下街で、ショッピングや食事が楽しめました。再開発中。
札幌地下歩行空間(チ・カ・ホ): 札幌駅前通の地下にあり、JR札幌駅から大通駅、さらにすすきの方面へ繋がっています。アート展示やイベントスペースとしても利用されます。
ポールタウン: 大通駅とすすきの駅を結ぶ地下街。老舗の店舗や飲食店が多く、レトロな雰囲気も楽しめます。
オーロラタウン: 大通公園の地下に位置し、大通駅とバスセンター前駅を結んでいます。ショッピングやグルメのスポットが並びます。
特徴:
快適な移動: 気象条件に左右されず、年中快適に移動できます。
ショッピング・グルメ: 移動中にショッピングや食事、休憩ができる店舗が豊富です。
イベントスペース: チ・カ・ホなどでは、しばしば展示会や物販イベントが開催されます。
札幌地下街

札幌市交通局 (地下歩行空間)

地下街の通路の様子、ショッピングを楽しむ人々、チ・カ・ホのイベントスペース。
これらの情報が、札幌市内の交通手段を理解し、旅行や滞在の計画に役立つことを願っています。
札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ):
役割: JR札幌駅から大通駅まで約520mの距離を結び、さらに地下鉄南北線・東豊線と直結。単なる通路ではなく、イベントスペース、休憩スペース、カフェやショップが点在し、賑わいの場となっています。
環境: 地上と完全に隔絶された空間で、冬は暖かく、夏は涼しく、悪天候でも快適に移動できます。
アート・展示: 通路の壁面には、札幌や北海道に関するアート作品や写真が展示されていることもあり、歩きながら楽しめます。
ポールタウン&オーロラタウン:
歴史: 札幌の地下街としては古くから存在し、昔ながらの札幌の雰囲気を残しています。
ショッピング: ファッション、雑貨、グルメなど多様な店舗が入居しており、地下鉄の乗り換えついでに立ち寄る人も多いです。
利用のヒント:
マップの活用: 初めて利用する場合は、地下街のマップを入手するか、スマホアプリを活用すると迷いにくいです。
地下直結施設: 大丸札幌店、札幌ステラプレイス、さっぽろ東急百貨店、札幌三越、パルコなど、多くの商業施設が地下街と直結しており、買い物に便利です。
これらの情報が、札幌市内の交通をより深く理解し、旅行や滞在を計画する上での具体的な指針となることを願っています。
札幌観光協会:[北広島市観光協会]
札幌観光パンフレット:札幌観光パンフレット
札幌市への交通アクセスについて
札幌市への交通アクセス
札幌市は北海道の交通の要衝であり、国内外からの多様なアクセス手段が整備されています。旅の出発地、予算、所要時間、旅のスタイルに応じて最適な方法を選択できます。
札幌市は北海道の空の玄関口である新千歳空港や、JR、高速道路網が整備されており、国内外からのアクセスが容易です。
1. 飛行機でのアクセス
新千歳空港 (CTS) を利用したアクセスが主流

新千歳空港 (CTS)
国内線:
新千歳空港 (CTS): 札幌市の南東約50kmに位置する新千歳空港は、国内線・国際線ともに多数の便が発着する北海道最大の空港です。
国内線: 東京(羽田・成田)、大阪(伊丹・関西)、名古屋(中部)、福岡、沖縄など、全国の主要都市と結ばれています。
国際線: 韓国、中国、台湾、タイなど、アジアの主要都市からの直行便があります。
首都圏(東京・羽田/成田)から:
羽田空港からはJAL、ANA、スカイマーク、AIRDO、ソラシドエア、ピーチ・アビエーションが多数運航。便数が多く、選択肢が豊富です。所要時間は約1時間30分~1時間45分。
成田空港からはジェットスター・ジャパン、ピーチ・アビエーション、SPRING JAPANなどのLCC(格安航空会社)が主に運航しており、運賃を抑えたい場合に便利です。所要時間は約1時間45分~2時間。
関西圏(大阪・伊丹/関西)から:
伊丹空港からはJAL、ANA、AIRDOが運航。ビジネス利用にも便利です。所要時間は約1時間50分~2時間。
関西国際空港からはJAL、ANA、ピーチ・アビエーション、ジェットスター・ジャパンが運航。LCCが多く、運賃を抑えやすいです。所要時間は約2時間~2時間15分。
その他主要都市から: 名古屋(中部)、福岡、仙台、広島など、全国各地の主要空港から直行便が運航しています。
国際線:
新千歳空港は、近年アジア圏からの国際線が特に充実しています。ソウル(仁川)、上海(浦東)、台北(桃園)、香港、バンコク(スワンナプーム)、シンガポールなどからの直行便が多く、インバウンド需要に対応しています。
注意点: 国際線は運航会社の都合により、運休や減便となる場合もありますので、航空会社の公式サイトで最新の運航状況を確認してください。
空港から札幌市内へのアクセス(詳細):
JR快速エアポート:

JR快速エアポート
特徴: 最も速く、定時性に優れています。日中約15分間隔で運行。
所要時間: 新千歳空港駅~JR札幌駅まで最短37分(札幌方面行き快速エアポートの途中駅は南千歳、千歳、恵み野、恵庭、北広島、新札幌、札幌)。
料金: 1,150円(乗車券のみ、2025年6月時点)。指定席「Uシート」は追加料金(840円)で利用でき、座席の確保や快適性が向上します。
利用のヒント: 繁忙期や時間帯によっては自由席が非常に混雑します。Uシートの利用を強くお勧めします。荷物が多い場合は、空港のカートをJR駅の改札内まで持ち込めるので便利です。
空港連絡バス:

空港連絡バス
特徴: 札幌市内の主要ホテルや、地下鉄駅に直結しないエリアへのアクセスに便利です。JR駅まで移動する手間が省けます。
所要時間: 札幌駅前まで約70分~80分(道路状況により変動)。各ホテルを巡回するため、JRよりも時間がかかる傾向にあります。
料金: 札幌駅前まで1,100円(2025年6月時点)。
主な運行会社: 北海道中央バス、北都交通。
利用のヒント: 道路状況(特に冬季の積雪や観光シーズンの渋滞)により、所要時間が大幅に変動する可能性があります。時間に余裕を持つか、フライト時刻に間に合うか確認が必要です。
空港から札幌市内へのアクセス:
JR快速エアポート: 新千歳空港駅からJR札幌駅まで約37分。15分間隔で運行しており、最も速く便利なアクセス手段です。
JR北海道 快速エアポート

JR快速エアポート
画像例: 快速エアポートの車両、新千歳空港駅のホーム。
空港連絡バス: 新千歳空港から札幌市内各地(札幌駅、大通、すすきの、市内主要ホテルなど)へ複数のバス路線があります。JRよりも停車地が多く、目的地によっては便利です。
北海道中央バス 空港連絡バス

空港連絡バス
2.タクシー
料金: 新千歳空港から札幌市内中心部まで、概ね10,000円~15,000円程度(定額運賃プランもある場合があります)。
利用のヒント: 複数人での移動や、荷物が非常に多い場合、小さなお子様連れで乗り換えを避けたい場合に検討価値があります。冬季の積雪時は、通常より時間がかかることがあります。
タクシー: 新千歳空港から札幌市内までタクシーを利用することも可能ですが、料金は高額になります。
空港タクシー乗り場

空港タクシー乗り場
3.鉄道でのアクセス
JR北海道

JR北海道
北海道新幹線と在来特急列車を乗り継ぐルート
JR札幌駅: 北海道の鉄道の中心であり、道内各地からの特急列車が発着します。
主な路線:
函館本線: 函館、旭川方面から。
千歳線: 新千歳空港から(上記参照)。
宗谷本線: 稚内方面から。
石北本線: 網走、北見方面から。
本州方面から:
新幹線: 東京駅など本州各地から北海道新幹線で新函館北斗駅まで移動します(東京駅から約4時間)。
在来線特急: 新函館北斗駅から特急「北斗」または「スーパー北斗」に乗り換え、JR札幌駅へ向かいます(約3時間30分)。
総所要時間: 東京から札幌まで、新幹線と特急の乗り継ぎで約7時間30分~8時間程度。
利点: 飛行機が苦手な方、車窓からの景色を楽しみたい方におすすめです。駅弁や車内販売なども楽しめます。
料金: 東京~札幌間のJR運賃・特急料金は27,000円~28,000円程度(通常期、指定席利用の場合)。
将来の展望: 北海道新幹線は2030年度末に札幌延伸が予定されており、開通すれば東京~札幌間が約5時間で結ばれる予定です。
道内主要都市から:
旭川から: 特急「ライラック」または「カムイ」で約1時間25分。
釧路から: 特急「おおぞら」で約4時間。
網走から: 特急「オホーツク」で約5時間30分。
小樽から: JR函館本線快速「いしかりライナー」などで約30~40分。
4.高速道路でのアクセス
NEXCO東日本 北海道の高速道路情報

NEXCO東日本 北海道の高速道路情報
自家用車や高速バスでの移動
自家用車・レンタカー:
道央自動車道: 北海道の基幹高速道路で、札幌市内に複数のインターチェンジ(札幌IC、札幌南ICなど)があります。
レンタカー: 新千歳空港には多数のレンタカー会社があり、北海道を周遊する場合には便利です。
空港レンタカーカウンター

空港レンタカーカウンター
タクシー: 新千歳空港から札幌市内までタクシーを利用することも可能ですが、料金は高額になります。
空港タクシー

空港タクシー
主な区間の所要時間(目安):
新千歳空港IC~札幌南IC: 約20~30分
小樽IC~札幌IC: 約30~40分
旭川鷹栖IC~札幌IC: 約1時間30分~2時間
苫小牧東IC~札幌南IC: 約40分~50分
冬季の運転注意点:
スタッドレスタイヤ: 冬季(11月頃~4月頃)は、レンタカーも自家用車も必ずスタッドレスタイヤを装着してください。
路面凍結: ブラックアイスバーン(見た目は濡れているように見えるが凍結している路面)に注意が必要です。
吹雪: 視界不良となる吹雪に見舞われることがあります。天候情報を事前に確認し、無理な運転は避けましょう。
高速バス:
特徴: JRよりも運賃が安価な場合が多く、夜行便も運行しているため、深夜移動や宿泊費を抑えたい場合に便利です。
北海道中央バス 高速バス

北海道中央バス 高速バス
主な路線:
函館~札幌(高速はこだて号など): 約5時間30分
旭川~札幌(高速あさひかわ号など): 約2時間
釧路~札幌(スターライト釧路号など): 約5時間30分(昼行)~7時間30分(夜行)
網走~札幌(ドリーミントオホーツク号など): 約6時間
帯広~札幌(ポテトライナーなど): 約2時間40分
苫小牧~札幌: 約1時間30分
小樽~札幌: 約1時間
発着場所: 札幌駅前バスターミナル、大通バスセンターが主な発着場所となります。
5.フェリーでのアクセス
札幌市内に直接乗り入れるフェリーはありません。小樽港または苫小牧港にフェリーが到着し、そこからJRまたは高速バスで札幌へ向かうことになります。
小樽港: 新潟、舞鶴などからのフェリーが発着。
港から札幌への二次交通の確保が重要
小樽港:
航路: 新日本海フェリーが新潟港(約18時間)と舞鶴港(約21時間)から運航。
小樽港から札幌へ:
JR函館本線(小樽築港駅または小樽駅から快速「いしかりライナー」などで約30~40分)。
高速バス(小樽駅前バスターミナルから札幌駅前まで約1時間)。
新日本海フェリー

新日本海フェリー
苫小牧港:
航路:
太平洋フェリーが仙台港(約15時間)と名古屋港(約21時間)から運航。
商船三井さんふらわあが茨城県の大洗港(約19時間)から運航。
川崎近海汽船(シルバーフェリー)が八戸港(約7時間15分)から運航。
苫小牧港から札幌へ:
JR室蘭本線・千歳線(苫小牧駅からJR札幌駅まで特急で約30~40分、普通列車で約1時間10分)。
高速バス(苫小牧フェリーターミナルから札幌駅前まで約1時間30分)。
太平洋フェリー

太平洋フェリー
商船三井さんふらわあ

商船三井さんふらわあ
川崎近海汽船(シルバーフェリー)

川崎近海汽船(シルバーフェリー)
利用のヒント: フェリーは、自家用車やバイクを北海道へ持ち込みたい場合に非常に便利な手段です。長時間の船旅を楽しむことができます。
アクセス手段選択のポイント
時間重視: 飛行機(特にJR快速エアポート利用)。
予算重視: LCC(飛行機)、高速バス、フェリー(特に普通船室利用)。
荷物が多い・グループ旅行: レンタカー、タクシー(空港からの二次交通)、高速バス。
景色重視: JR特急(本州からの場合)、自家用車でのドライブ。
冬の移動: JR快速エアポートや地下鉄は、雪の影響を受けにくく、定時性が高いです。バスや自家用車は、路面状況や天候に左右される場合があります。
6.市内での移動手段
札幌市内に到着してからの移動手段については、以前の回答で詳しく解説していますので、そちらをご参照ください。地下鉄、市電、バス、JR、タクシー、レンタカーなど、様々な交通手段が利用可能です。
これらの情報が、札幌市へのアクセス方法を検討する上で役立つことを願っています。
札幌へのアクセスは非常に多様ですので、ご自身の旅の目的や状況に合わせて最適な手段を選んでください。
札幌観光協会:[北広島市観光協会]
札幌観光パンフレット:札幌観光パンフレット
交通 宿泊 観光 グルメ
●宿泊
赤太文字・赤文字や画像はHPにリンクしていますので、クリック(タップ)して閲覧願います
札幌市の宿泊施設について
予約時の注意点や、特定のニーズに合わせた施設の選び方、そして少しニッチな情報も加えてご案内します。
北海道石狩振興局 – 札幌市のおすすめ宿泊施設
札幌の宿泊施設は非常に多岐にわたりますが、選び方のポイントを押さえることで、より快適で満足度の高い滞在が実現します。
札幌市のお薦めの宿泊施設についてリゾートホテル・ホテル・ビジネスホテル・温泉旅館・民宿・ゲストハウス・ネットカフェなど詳しく教えて下さい。また該当宿泊施設の画像もしくはURlも教えて下さい。グーグルマップは不要。
1. リゾートホテル(市郊外または隣接エリア)
定山渓温泉は、札幌の奥座敷として知られ、日帰り温泉から宿泊まで幅広く楽しめるエリアです。
札幌市南区に位置し、札幌中心部から車で約1時間とアクセスが良い温泉地です。豊かな自然に囲まれ、四季折々の景観を楽しめます。
特徴:露天風呂付き客室、ビュッフェスタイルの食事、エステ・マッサージなどのリラクゼーション施設が充実していることが多いです。
泉質:定山渓温泉の泉質は主にナトリウム-塩化物泉で、入浴後も体が温まる「熱の湯」として知られています。神経痛、筋肉痛、関節痛などに効能があるとされています。
季節ごとの魅力:
春~夏:新緑が美しく、渓流でのカヌー体験や、周辺の散策路でのウォーキングが楽しめます。
秋:渓谷全体が燃えるような紅葉で彩られ、最も人気の高いシーズンです。
冬:雪見露天風呂が最高の贅沢。静寂な雪景色の中で、心身ともにリラックスできます。
定山渓温泉の宿泊施設の選び方:
大規模ホテル:家族連れやグループ旅行には、定山渓ビューホテルや(
老舗・高級旅館:落ち着いた雰囲気で上質なサービスを求めるなら、章月グランドホテルや定山渓第一寶亭留 翠山亭、ぬくもりの宿ふる川などが適しています。個室での食事や露天風呂付客室の有無も確認すると良いでしょう。
送迎バス:多くの定山渓の宿泊施設は、札幌市内(札幌駅、大通など)からの無料送迎バスを運行しています。自家用車がない場合でもアクセスが容易です。予約時に確認しましょう。
画像例:
定山渓温泉の渓谷に立ち並ぶ旅館群の全景。
雪景色の中の露天風呂(湯けむりが立つ様子)。
代表例:
定山渓ビューホテル:大型リゾートホテルで、屋内プール「水の王国ラグーン」があり、家族連れに人気です。広々とした大浴場も魅力。

プール、大浴場、ホテル外観など。
章月グランドホテル:定山渓の渓谷美を望む落ち着いた雰囲気の老舗旅館。上質な温泉と旬の食材を使った会席料理が自慢です。

露天風呂からの景色、会席料理、和室客室など。
定山渓第一寶亭留 翠山亭:洗練された雰囲気の高級旅館で、露天風呂付客室や貸切風呂も充実しています。静かで落ち着いた滞在を求める方におすすめです。

露天風呂付客室、ロビー、温泉など。
2. ホテル(シティホテル・高級ホテル)
札幌市内の中心部に集中しており、質の高いサービスと利便性が魅力です。
札幌駅周辺から大通、すすきのにかけて、国内外のブランドホテルや老舗のシティホテルが集中しています。ビジネス、観光、記念日など、様々な用途に対応できる上質なサービスが特徴です。
札幌駅周辺のホテル:
立地の利点:JR札幌駅、地下鉄駅、バスターミナルに直結または隣接しているため、新千歳空港からのアクセス、道内各地への移動、市内観光、ショッピング、ビジネス利用の全てにおいて最高レベルの利便性を誇ります。
サービス:コンシェルジュサービス、フィットネスジム、複数のレストラン・バー、宴会場など、充実した施設とサービスが期待できます。
代表例:
JRタワーホテル日航札幌:高層階からの眺望は、昼間は石狩平野の広がりを、夜は宝石を散りばめたような夜景を楽しめます。ホテル直結のJRタワー展望室T38へのアクセスも便利です。
札幌グランドホテル:開業90年以上の歴史を持ち、数々の皇室関係者やVIPが宿泊してきた北海道の迎賓館的な存在です。館内には歴史を感じさせる調度品や美術品が多数配されています。
大通・すすきの周辺のホテル:
立地の利点:大通公園、時計台、テレビ塔などの主要観光スポットへ徒歩圏内です。特にすすきの周辺は、夜の飲食や繁華街の雰囲気を楽しみたい方には最適です。地下鉄のアクセスも便利です。
多様な選択肢:高級ホテルから中堅ホテルまで選択肢が広く、予算やニーズに合わせて選べます。
代表例:
札幌パークホテル:中島公園に隣接しており、都心にありながらも緑豊かな環境で静かに過ごしたい方におすすめです。公園の四季折々の風景を楽しめる客室もあります。

中島公園を望む客室、ホテル外観など。
ネストホテル札幌大通:大通公園からほど近く、比較的新しくスタイリッシュなデザインのホテルです。朝食の評価が高いことが多いです。

内装、朝食ビュッフェなど。
札幌プリンスホテルの夜景(円筒形のタワーがライトアップされた様子)。
札幌グランドホテルのクラシックなロビー。
JRタワーホテル日航札幌:JR札幌駅直結という最高の立地が魅力。高層階からの眺望は素晴らしく、特に夜景は圧巻です。駅ビル内の商業施設へのアクセスも抜群。

客室からの夜景、ロビー、レストランなど。
京王プラザホテル札幌:札幌駅西口から徒歩圏内にある老舗のシティホテル。格式高く、充実した設備と質の高いサービスが提供されています。

外観、宴会場、客室など。
大通・すすきの周辺:
札幌グランドホテル:札幌の中心部に位置する、北海道初の本格的洋式ホテル。歴史と伝統があり、上質なサービスと落ち着いた雰囲気が魅力です。

歴史的建造物のような外観、ロビー、レストランなど。
ANAクラウンプラザホテル札幌:大通公園に近く、ビジネス・観光に便利な立地。充実した設備とサービスが魅力です。

客室、レストラン、宴会場など。
札幌プリンスホテル:藻岩山や市街地を一望できる円筒形のタワーが特徴的。高層階からの夜景が特に人気です。

ホテル外観(タワー)、客室からの夜景、温泉など。
3. ビジネスホテル
札幌市内には、駅周辺やビジネス街、繁華街を中心に、リーズナブルな価格で機能的なサービスを提供するビジネスホテルが多数あります。
特徴:必要最低限の設備(ベッド、バス・トイレ、テレビ、Wi-Fiなど)がコンパクトにまとまっており、出張や観光で宿泊費を抑えたい場合に最適です。多くは朝食を提供しています。
機能性とコストパフォーマンスに優れ、多様な旅行者に選ばれています。
最近のトレンド:
大浴場の併設:ドーミーインに代表されるように、ビジネスホテルでも大浴場や天然温泉を併設する施設が増えています。観光客にも人気で、旅の疲れを癒すのに最適です。
朝食の充実:従来のシンプルな朝食だけでなく、北海道の食材を活かしたビュッフェ形式で、海鮮丼やスープカレーなどを提供するホテルも増えています。
ワーケーション対応:Wi-Fi環境の強化、デスクスペースの充実など、ビジネス利用だけでなく、ワーケーション(ワーク+バケーション)にも対応できる施設が増えています。
代表例:
JRイン札幌:JR札幌駅直結(JRイン札幌)または徒歩圏内(JRイン札幌駅南口)で、鉄道利用者に非常に便利です。大浴場もあります。
ホテルWBF札幌:札幌市内に複数店舗があり、リーズナブルながらも快適な滞在を提供。朝食も評判が良い施設が多いです。
ホテルWBF公式サイト(店舗検索で札幌の各施設が見つかります) ]

おしゃれな客室、朝食会場。
UNWIND HOTEL&BAR SAPPORO:従来のビジネスホテルとは一線を画す、ブティックホテル風のデザインが特徴。夜にはワインサービスなども提供され、おしゃれな滞在が楽しめます。

ラウンジバー、暖炉のある空間、客室。
代表例:
ドーミーイン札幌ANNEX / PREMIUM:札幌市内に複数店舗があり、天然温泉大浴場が魅力。夜には無料の夜鳴きそばサービスも提供しています。
ドーミーイン公式サイト(店舗検索で札幌の各施設が見つかります)

大浴場、夜鳴きそば、客室など。
アパホテル札幌:札幌市内に多数展開しており、利便性の高い立地とリーズナブルな価格が魅力です。
アパホテル公式サイト(店舗検索で札幌の各施設が見つかります)

客室、ロビーなど。
ホテルマイステイズプレミア札幌パーク:札幌市内に複数店舗あり、様々なニーズに対応できる客室タイプがあります。
ホテルマイステイズプレミア札幌パーク公式サイト(店舗検索で札幌の各施設が見つかります)

客室、朝食会場など。
JRイン札幌 / 札幌駅南口:JR札幌駅に近く、機能的な客室と大浴場を備え、特にビジネス利用に便利です。
JRイン公式サイト(店舗検索で札幌の各施設が見つかります)

客室、大浴場など。
4. 温泉旅館(市郊外)
札幌市内には温泉旅館は少ないですが、隣接する定山渓温泉には多くの本格的な温泉旅館があります。先ほど「リゾートホテル」の項で挙げた施設も、温泉旅館としての側面を強く持ちます。
代表例:
章月グランドホテル:温泉旅館らしい和の趣と、渓谷の絶景が楽しめます。
全室渓谷側、眺望抜群!1934年創業、伝統に培われた老舗料理宿。章月ならではの和食会席をお楽しみください。ラウンジで大人気の「蜂蜜バイキング」は章月だけのおもてなし。

和の趣と、渓谷の絶景
定山渓第一寶亭留 翠山亭:趣向を凝らした温泉と、地元の食材を活かした創作料理が魅力です。
ぬくもりの宿 ふる川:温かいおもてなしと、囲炉裏で楽しむ食事など、古き良き日本の旅館の雰囲気を味わえます。

囲炉裏、和室、温泉など。
5. 民宿・旅館(小規模)
札幌市内中心部には珍しい形態ですが、郊外や、昔ながらの商店街などには、地域に根ざした小規模な旅館や民宿が点在する場合があります。
札幌市内に一般的な「民宿」と分類される施設は非常に稀です。アットホームな滞在を求める場合は、ゲストハウスや、旅館タイプの小規模な宿泊施設を探すのが良いでしょう。
特徴:大規模なホテルとは異なり、家庭的な雰囲気で、オーナーとの交流が楽しめる場合があります。食事も家庭料理が提供されることが多いです。
特徴:大手予約サイトには掲載されていないこともあり、穴場的な存在になることも。地元の食材を使った手作りの料理が提供されることもあり、地域との触れ合いを重視する旅には適しています。
探し方:地元の観光協会や、地域に特化した旅行情報サイトなどで探すのが効率的です。
6. ゲストハウス・ホステル
リーズナブルな価格と、旅行者同士の交流が魅力です。
近年、札幌市内には国内外からの旅行者向けに、手頃な価格で交流を楽しめるゲストハウスやホステルが増えています。
特徴:ドミトリー(相部屋)が中心ですが、個室がある施設もあります。共用キッチンやラウンジがあり、他の旅行者との情報交換や交流が盛んです。バックパッカーや一人旅、グループ旅行におすすめです。
利用のヒント:
予約サイト:Booking.com、Hostelworld、Agodaなどのグローバルな予約サイトで多くのゲストハウスが見つかります。
アメニティ:タオルや歯ブラシなどのアメニティは有料の場合が多いので、持参するか、事前に確認しましょう。
防音:ドミトリーの場合、音が気になることもあるため、耳栓などを用意すると良いでしょう。
女性専用ドミトリー:女性一人旅でも安心して泊まれるよう、女性専用のドミトリーやフロアを設けている施設が多いです。
代表例:
Social Hostel 365:すすきのエリアにあり、アクセスが良好。共有スペースが広く、イベントも開催されるなど、交流が活発です。

広々としたラウンジ、バーカウンター。
Grids Sapporo Hotel&Hostel:大通公園から近く、ホステルとホテルの両方の機能を持ち合わせた施設。清潔感とデザイン性が高く評価されています。

おしゃれなエントランス、カフェスペース、カプセルタイプのドミトリー。
The Stay Sapporo:すすきのにも近く、観光に便利な立地。スタイリッシュなデザインで、女性専用ドミトリーもあります。

ドミトリー、個室、カフェスペースなど。
TEN TO TEN HOSTEL & CAFE:おしゃれなカフェが併設されており、宿泊者以外も利用できます。交流の場としても人気です。

カフェ、ドミトリー、外観など。
7. ネットカフェ・漫画喫茶(宿泊目的)
緊急時や予算を極限まで抑えたい場合の選択肢です。
札幌市内の繁華街を中心に、簡易宿泊が可能なネットカフェや漫画喫茶が点在しています。
特徴:個室ブース(鍵なし、鍵付き、フラットシートなど様々)で、漫画やインターネット、オンラインゲームなどが利用できます。シャワールームやドリンクバーが併設されていることが多いです。
利用シーン:終電を逃した場合、急な宿泊、格安で仮眠を取りたい場合、一時的な休憩など。
注意点:
個室の種類:鍵なしのオープン席から、鍵付きの完全個室(防音性が高いものも)まで様々です。料金も異なります。
予約不可:ほとんどの店舗は予約を受け付けていません。直接店舗に行って空室状況を確認する必要があります。
セキュリティ:鍵付き個室以外は、荷物の盗難などに注意が必要です。
居住性:ホテルやゲストハウスのような快適性はありません。あくまで仮眠や時間潰しの場所と割り切りましょう。
代表例:
快活CLUB:全国チェーンで、札幌市内にも複数店舗があります。鍵付き個室やシャワールームが完備されており、女性専用エリアがある店舗もあります。
(店舗検索で札幌の店舗を確認)

個室ブース、シャワールーム、ドリンクバーなど。
宿泊施設選びの最終的なヒント
立地:観光の拠点となる場所(札幌駅、大通、すすきのなど)に近いか、目的の場所へのアクセスが良いかを確認しましょう。
予算:宿泊費にどれくらいかけられるかで、選択肢が大きく変わります。
同行者:一人旅、カップル、家族連れなど、誰と泊まるかによって必要な設備やサービスが変わります。
旅の目的:観光重視、ビジネス重視、リラックス重視など、目的に合わせて選びましょう。
口コミ・レビュー:予約サイトなどの口コミやレビューを参考にすると、実際の滞在の様子を把握できます。
これらの情報が、札幌市での宿泊施設選びの参考になれば幸いで、札幌での宿泊施設選びにさらに役立つことを願っています。
札幌観光協会:[北広島市観光協会]
札幌観光パンフレット:札幌観光パンフレット
宿泊施設のホームページから直接予約
宿泊予約は、各施設のホームページや、旅行サイトから行うことができます。特に、繁忙期には早めに予約することをおすすめします。
宿泊予約サイト:じゃらんnet、楽天トラベルなどの宿泊予約サイトで、空室状況や料金を比較して予約することができます。
じゃらんnet:日本最大級の旅行サイトで、全国の宿泊施設を比較・予約できます。
楽天トラベル:ポイントが貯まるのが魅力です。
Booking.com:世界中の宿泊施設を予約できます。
交通 宿泊 観光 グルメ
●観光
赤太文字・赤文字や画像はHPにリンクしていますので、クリック(タップ)して閲覧願います
北海道石狩振興局-札幌市のお薦めの観光地及び観光施設についてリ
札幌市は、都市と自然、歴史、文化、そして「食」がバランス良く融合した魅力的な都市です。一年を通して異なる顔を見せるため、訪れる時期によって様々な楽しみ方ができます。
1. 札幌のシンボル・歴史的建造物(歴史と景観を楽しむ)
これらのスポットは札幌の中心部に集まっており、徒歩や地下鉄で効率よく巡ることができます。
大通公園(おおどおりこうえん)
歴史的背景と役割: 大通公園は、元々は1871年に市街地を防火帯として分ける目的で作られた空間で、その後に公園として整備されました。現在では「都市の肺」とも呼ばれる札幌のシンボルです。
季節ごとの見どころ:
春(5月): ライラックまつり(通常5月下旬)。約400本のライラックが咲き誇り、音楽イベントや飲食ブースも登場します。
夏(7月~8月): さっぽろ夏まつり。特に「さっぽろ大通ビアガーデン」(通常7月下旬~8月中旬)は、約1万席が設けられる日本最大級のビアガーデンで、国内外のビールや北海道グルメが楽しめます。
秋(9月): さっぽろオータムフェスト(通常9月上旬~下旬)。北海道各地の旬の食材やご当地グルメが集結する、食の祭典です。ラーメン、海鮮、肉料理、ワインなど、北海道の「美味しい」が勢揃いします。
冬(2月): さっぽろ雪まつり。世界的に有名な冬の祭典で、大小様々な雪像・氷像が大通公園に立ち並び、夜はライトアップされ幻想的な世界が広がります。
冬(11月~3月): さっぽろホワイトイルミネーション。大通公園や駅前通りが色とりどりのLEDで彩られ、ロマンチックな雰囲気を演出します。
大通公園(おおどおりこうえん)

大通公園(おおどおりこうえん)
展望台からの眺め: 地上90mの展望台からは、碁盤の目状に広がる札幌の街並みを俯瞰できます。大通公園の四季の移ろいを上から眺めるのは格別です。夜景は特にカップルに人気で、「恋人の聖地」にも認定されています。
さっぽろテレビ塔

さっぽろテレビ塔
「がっかりスポット」の真実: 周囲をビルに囲まれているため、観光パンフレットのイメージと異なり「がっかり」と感じる人もいますが、それは高層ビルがなかった時代の開拓期の姿を知らないからこそ。建物自体は国の重要文化財であり、開拓時代の面影を残す貴重な存在です。建物の裏側には、撮影スポットを案内するパネルもあります。
札幌時計台

札幌時計台
北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)
建築美と庭園: アメリカ風ネオ・バロック様式の建築は、明治時代の最先端をいくものでした。前庭には季節ごとに様々な表情を見せる池や花壇があり、特に紅葉の時期は赤レンガとのコントラストが美しく、絶好の撮影スポットです。

北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)
2. 食とショッピング、エンターテイメント(札幌の賑わいを体感)
札幌の活気を体感できるエリアで、地下街を活用すれば悪天候でも快適に楽しめます。
札幌駅周辺
JRタワー展望室T38: 「札幌駅直結」というアクセスは最大の魅力。夜景はもちろん、昼間は遠く石狩湾や手稲山まで見渡せます。併設のT’CAFEで景色を眺めながら休憩するのもおすすめです。
ショッピング: 札幌ステラプレイス(ファッション、雑貨、グルメ)、大丸札幌店(デパート)、札幌アピア、パセオ(2023年閉館)など、駅ビル全体が巨大なショッピング空間です。北海道土産も充実しています。
JRタワー展望室T38

JRタワー展望室T38
すすきの
夜の街の楽しみ方: 居酒屋、バー、ラーメン店、ジンギスカン専門店、スープカレー店など、グルメの選択肢が非常に豊富です。夜の散策だけでもその賑わいを感じられます。

すすきの
二条市場(にじょういちば)
朝食・ランチ: 新鮮な魚介を使った海鮮丼や握り寿司を味わえる店が多数あります。早朝から営業している店も多く、朝食に立ち寄るのもおすすめです。
お土産: 鮮魚だけでなく、カニや鮭などの加工品、地元の野菜や果物なども購入できます。宅配サービスを利用すれば、自宅へ送ることも可能です。
二条市場(にじょういちば)

二条市場(にじょういちば)
サッポロファクトリー
歴史と現代の融合: 開拓使がビール醸造を始めた場所という歴史を持ち、レンガ造りの建物がその面影を残しています。内部は巨大なガラスのアトリウムになっており、開放感があります。
ショッピングとグルメ: ファッション、雑貨、グルメ、映画館、フィットネスジムなど、多様な店舗が入居しています。
イベント: アトリウムでは、クリスマスツリーの点灯式や、様々なイベントが開催されます。
サッポロファクトリー

サッポロファクトリー
3. 自然とアート、体験(都会の喧騒を離れてリフレッシュ)
少し足を延ばせば、札幌の豊かな自然と文化に触れることができます。
白い恋人パーク
「白い恋人」のすべて: お菓子「白い恋人」の製造工程を見学できるほか、お菓子作り体験(要予約)でオリジナルの白い恋人を作ることもできます。
庭園の美しさ: 園内には四季折々の花が咲くイングリッシュローズガーデンがあり、特にバラのシーズン(6月下旬~9月上旬)は美しいです。冬にはイルミネーションも楽しめます。
白い恋人パーク

白い恋人パーク
札幌芸術の森
アートと自然の融合: 広大な敷地内には、野外彫刻が点在する「野外美術館」があり、四季折々の自然の中でアート作品を鑑賞できます。散策路も整備されており、森林浴も楽しめます。
体験プログラム: ガラス工芸、陶芸、染織など、様々な工芸体験ができる工房があります(要予約)。
アクセス: 地下鉄南北線真駒内駅からバス。
札幌芸術の森

札幌芸術の森
札幌もいわ山ロープウェイ / もーりすカー
日本新三大夜景: 長崎、北九州とともに「日本新三大夜景」に認定されています。展望台からは、札幌の灯りが広がる壮大な夜景を眺めることができます。
幸せの鐘: 山頂にある「幸せの鐘」は、カップルに人気のパワースポット。南京錠をかけることもできます。
アクセス: 市電「ロープウェイ入口」停留場から無料シャトルバス。
札幌もいわ山ロープウェイ / もーりすカー

札幌もいわ山ロープウェイ / もーりすカー
4. その他・穴場スポット(ディープな札幌を知る)
北海道大学(旧札幌農学校)
歴史と知の象徴: 広大なキャンパスは、札幌の開拓と教育の歴史を象徴する場所です。
見どころ:
ポプラ並木: 映画やドラマにもよく登場する、美しい並木道。
イチョウ並木: 秋には黄金色に染まり、見事な景観を作り出します。
北海道大学総合博物館: 無料で入場でき、大学の歴史や研究成果、北海道の自然や文化に関する展示が充実しています。恐竜の骨格標本なども見られます。
クラーク博士像: 「Boys, be ambitious.」の言葉で有名なクラーク博士の胸像があります。
北海道大学(旧札幌農学校)

北海道大学(旧札幌農学校)
札幌オリンピックミュージアム / 大倉山ジャンプ競技場
ウィンタースポーツの聖地: 1972年札幌冬季オリンピックの舞台となった大倉山ジャンプ競技場に併設されたミュージアム。
体験: スキージャンプのスタート姿勢を体験できるシミュレーターや、ボブスレー、クロスカントリースキーのバーチャル体験など、参加型の展示が充実しています。
大倉山ジャンプ競技場: リフトでジャンプ台のスタート地点まで登ることができ、その高低差と傾斜に圧倒されます。
アクセス: 地下鉄東西線円山公園駅からバス。
札幌オリンピックミュージアム / 大倉山ジャンプ競技場

札幌オリンピックミュージアム / 大倉山ジャンプ競技場
札幌市円山動物園
自然豊かな環境: 都心からほど近い円山公園の隣に位置し、自然に近い環境で動物たちが飼育されています。
見どころ:
ホッキョクグマ館: 水中を泳ぐホッキョクグマを間近で見られるガラス張りのプールが大人気です。
アジアゾーン: 熱帯の動物たちが生き生きと暮らす様子を観察できます。
北海道ゾーン: エゾシカ、エゾヒグマ、オオカミなど、北海道に生息する動物たちに特化したエリア。
アクセス: 地下鉄東西線円山公園駅から徒歩15分、またはバス。
札幌市円山動物園

札幌市円山動物園
中島公園
都心のオアシス: すすきのの南側に位置する広大な公園。札幌コンサートホールKitaraや北海道立文学館、豊平館(重要文化財)などが点在し、緑豊かな環境で文化と歴史に触れられます。
見どころ:
豊平館: 開拓使が建てた、アメリカ様式の優美な洋館。かつては迎賓館として使用されました。
菖蒲池: ボート遊びも楽しめる大きな池。
鴨々川: 公園内を流れる清流で、自然を満喫できます。
アクセス: 地下鉄南北線中島公園駅直結。
中島公園

中島公園
観光計画のさらなるヒント
札幌観光パス: 地下鉄・市電乗り放題と、主要観光施設の割引などがセットになった「札幌観光パス」や「共通1DAYパス」など、お得なチケットが販売されている場合があります。
無料観光案内所: 札幌駅や大通には観光案内所があり、最新のイベント情報や観光マップ、割引情報などを入手できます。
冬の服装: 冬季(11月~4月上旬)に訪れる場合は、防寒対策を徹底してください。厚手のコート、手袋、帽子、滑りにくい靴は必須です。地下街や地下鉄を活用すれば、寒さの影響を軽減できます。
食の体験: 観光だけでなく、ジンギスカン、スープカレー、味噌ラーメン、新鮮な海鮮など、札幌ならではのグルメを堪能するのも旅の大きな醍醐味です。
これらの情報が、札幌での観光をより深く、楽しく計画するためのお役に立てれば幸いです。
札幌観光協会:[北広島市観光協会]
札幌観光パンフレット:札幌観光パンフレット
交通 宿泊 観光 グルメ
●グルメ
赤太文字・赤文字や画像はHPにリンクしていますので、クリック(タップ)して閲覧願います
北海道石狩振興局-札幌市のお薦めのグルメ及びグルメ施設について
札幌は北海道の食の中心地であり、石狩振興局内には新鮮な海の幸や地元の特産品が豊富です。
札幌市のおすすめグルメ
札幌市では、以下のグルメが特に有名で、それを楽しめる施設が多数あります。
味噌ラーメン:
特徴:豚骨ベースに味噌を溶かし込んだ濃厚なスープと、中太の縮れ麺が特徴です。バターやコーン、チャーシュー、モヤシなどがトッピングされます。
おすすめ店舗:
すみれ 札幌本店:味噌ラーメンの代名詞ともいえる有名店。濃厚でパンチのあるスープが特徴です。

すみれ 札幌本店
彩未 (さいみ):すみれで修行した店主が作るラーメンで、あっさりしながらもコクがある味噌ラーメンが人気です。

彩未 (さいみ)
けやき すすきの店:深夜まで営業しており、観光客にも人気です。

けやき すすきの店
スープカレー:
特徴:さらりとしたスープにごろっとした具材(チキン、野菜など)が入った、スパイスが効いたカレーです。辛さやライスの量、トッピングを自由に選べます。
おすすめ店舗:
GARAKU (ガラク):札幌スープカレーの代表的なお店の一つで、行列ができる人気店です。

GARAKU (ガラク)
奥芝商店 札幌総本店:海老の出汁をベースにしたスープが特徴で、海鮮系のスープカレーも楽しめます。

奥芝商店 札幌総本店
Suage+(スアゲプラス):炙り角煮やパリパリ知床鶏など、具材にこだわったスープカレーが人気です。

Suage+(スアゲプラス)
ジンギスカン:
特徴:専用の鍋で羊肉(ラムやマトン)と野菜を焼いて食べる北海道の郷土料理です。特製のタレでいただきます。
おすすめ店舗:
サッポロビール園 ジンギスカンホール:広大な敷地内で、ジンギスカンとサッポロビールを楽しめます。観光客に特に人気です。

サッポロビール園 ジンギスカンホール
だるま (本店他):地元の人にも愛される老舗のジンギスカン店。シンプルな味付けで肉本来の味を楽しめます。
URL:食べログなどのグルメサイトで情報が見つかります。公式サイトは確認できませんでした。

だるま (本店他)
海鮮丼・寿司:
特徴:札幌市中央卸売市場場外市場や二条市場では、新鮮な海の幸を使った海鮮丼や寿司を味わえます。
おすすめ施設・店舗:
札幌市中央卸売市場 場外市場:多くの鮮魚店や食堂が軒を連ね、新鮮な海鮮丼や定食が楽しめます。

札幌市中央卸売市場 場外市場
二条市場:市内中心部にあり、観光客でも気軽に立ち寄れる市場です。海鮮丼を提供する店や寿司店があります。

二条市場
石狩振興局(札幌市以外)のおすすめグルメ
石狩振興局では、札幌市に隣接する地域ならではの、より地域に根差したグルメが楽しめます。
石狩鍋:
特徴:サケを主役にした味噌仕立ての鍋料理で、地元でとれた野菜やキノコなども入ります。石狩市の郷土料理です。
おすすめ店舗:
郷土料理 鮭乃丸亀:石狩市で石狩鍋を楽しめる老舗です。

郷土料理 鮭乃丸亀
厚田の魚介類:
特徴:石狩市厚田区は日本海に面しており、新鮮な海の幸が豊富です。特に夏から秋にかけてはウニや甘エビが旬を迎えます。
おすすめ施設:
道の駅 石狩「あいろーど厚田」:新鮮な海の幸を販売する直売所や、海鮮丼などを提供する飲食店があります。海を眺めながら食事が楽しめます。

道の駅 石狩「あいろーど厚田」
江別の小麦を使ったパン・スイーツ:
特徴:江別市は北海道有数の小麦の産地であり、地元産の小麦を使ったパンやスイーツが人気です。
おすすめ店舗:
町村農場 ミルクガーデン (江別市):新鮮な牛乳を使ったソフトクリームやチーズ、パンなどが楽しめます。

町村農場 ミルクガーデン (江別市)
これらの情報は、各店舗や施設の公式サイト、および複数のグルメ情報サイトや観光情報サイトを参考にしています。URLを通じて、さらに詳細な情報や店舗の雰囲気をご確認いただけます。
札幌観光協会:[北広島市観光協会]
札幌観光パンフレット:札幌観光パンフレット
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